商品の仕入れ - ネットショップ開業・経営の記録

商品の仕入れ

海外ブランドの文房具って何?

情けない話ですが、ホントに知らなかったのです。パイロットを海外ブランドだと思っていたくらいです。しかしよく考えると自分が持っている少ない製図用品を見たらmade in West Germanyと入っています。これだ!!と思い、その場で日本の代理店に「商品を販売したいのですが...」という電話をしました。とても丁寧に対応してくれ、さらに上の人が代わってくれて、とある文房具の商社を紹介してくれました。東急ハンズやロフトなどそうそうたるお店に卸しているところです。そこの部長さんにも伝えておいてくれるとのこと。大変幸運に恵まれた仕入れへの第一歩でした。

早速商社の部長さんに電話をすると、扱い商品のカタログを全部送ってくれるとのこと。まだ開店もしていない、どこの馬の骨とも分からぬ自分に丁寧に対応してくれたことがとても嬉しく、良き思い出です。現金決済前払い...これが条件でしたが何の問題もありません。

前述の商社は筆記具や絵画用品だけを扱っています。ですが文房具屋たるもの、ノートを置かないでどうする...ということで次は紙製品を探し出しました。しかし、思ったような成果は得られない状況が続きました。というか、海外の紙製品メーカーがさっぱり分からないでいたのです。

他店を探索

ごく普通に輸入文房具というキーワードで検索してヒットしたお店を次々見て、海外ブランドのノートやシステム手帳を置いているところを探しました。そして見つけたのがRHODIA(ロディア)とClairefontaine(クレールフォンテーヌ)の2つ。どちらもフランスのブランドらしいことは分かりました。そして行き着いたのがその2つも扱っている総輸入元。早速販売させてもらえないかという電話をしました。ところが、ネットショップであることを告げると、あっさりと断られてしまいました。がっくりです。やはりネットショップの乱立している今がいけないんだろうか...などと自分の店も開店していないにもかかわらず、そんなことを考えてしまいました。

ネットショップには卸さない

機会あるごとに、他の商品ブランドの日本の代理店などに電話をして、「自分のショップに卸してほしい」旨伝えると、手のひらを返したようにダメです、という答えが返ってきました。私自身はネットショップの便利さは物理的な距離をインターネットを介することで無視できるようになるなど実店舗にはない数々の魅力を秘めた、最強の販売方法だと考えているのですがインフラが整っただけで人間の気持ちは異なっているように感じています。国土面積が大きなアメリカ合衆国で通信販売が飛躍的に伸びている点に日本の企業も早く気付いてもらいたいものです。併せてネットショップを運営している人たちも、ネットショップだから売れなくてもいいや・片手間でネットでも販売するか...ではなく、本気で取り組んでもらいたいと思っています。

私自身は海外から色々な物を買った経験も有り、アメリカ・フランス・イギリス・ドイツなどのお店から幾度となく高価なラジオなどを買ったことがあり、英語は苦手ですが海外のお店などにメールを出して交渉すことに抵抗がありませんでした。それが助けになり、断られたブランドのフランス本家にメールを出しました。気持ちはダメ元でしたが...。すると翌日、断られた総輸入元から電話があり、なんと卸してくれるとのこと。フランス本社からの指示があったそうです。文面はナイショです...魔法の英語ということにしておきましょう?!

これで後は仕入れた商品をアップロードすればお店として成り立つ、そういうステップまで来ました。送られてきた山の様なカタログを眺めて将来像を予想しながら、文房具の知識の無い自分がセレクトした商品の注文を出しました。

売り文句と商品写真

私は前職の経験以外に、Yahoo!オークションの出品経験が1000点以上あり、こうすれば高値で売れる、などの自分で作った売り文句や写真の重要性や法則・ノウハウが少しあり、値段の事だけでなく梱包や発送、アフターケアのことなどについてもある程度の知識がありました。それを思い起こし、届いた商品の説明文を書きました。そして商品写真も安いカメラですが徹夜で撮影をしました。そしてショップサイトにアップロード。全部終わった時には大そうな疲労でしたが、一区切りついた感じが爽やかさをもたらしてくれました。後はお客様が買ってくれると確信し、注文を待つばかりでした。秋風も終盤を迎えた11月のことです。

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