信頼と知名度 - ネットショップ開業・経営の記録

信頼と知名度

ネットショップが乱立するこのご時世、自分がネットショップで頻繁に買い物をするのに、何を基準にショップを選ぶか、を考えると一目見て分かる信頼性、在庫の有無、そして知名度でした。何をすれば信頼が得られ、知名度が増すのか...空いた時間はそればかり考えました。実店舗にはないメリットを前面に押し出す必要があったのです。

Yahoo!カテゴリ登録

ショップサイトを手直しする傍ら、ショップとしての信用を得るということの結論は第三者に紹介してもらう、あるいは権威のあるところからショップへリンクしてもらうことでした。その一つがYahoo!カテゴリ登録です。売れていない状況で5万もの審査料を払うのは現実としては厳しいのですが、開店資金と割り切り審査依頼をしました。3日後には問題なく審査を通過してカテゴリ登録されました。同じくしてクロスリスティングという同様のカテゴリサイトにも登録しました。さらにダメもとで依頼をしていたAll Aboutでも紹介していただきリンクを張ってもらうことができました。この時点で売れないながらも安堵感に包まれた感じがしてきました。

信頼と知名度のために

先に書いたようにYahoo!の審査を通過してカテゴリ登録された、というのはまさにショップ運営者からすると第三者から合格を告げられたようなもので、信頼の柱の一つになってくれました。第三者機関から認められることは大切だと思い、カード決済をヤマトフィナンシャルに審査依頼をして利用できるようにもしました。しかしながらお客さん側からすると登録や審査の有無は直ぐにわかるわけでもなく、第三者からの審査結果は自分を含めて信頼の全てとはとても言えません。

また楽天やYahoo!ショップ、Amazonに加盟していても信頼のおけないショップが多数あることも分かっていたため、販路拡大には有効でも、信頼を得るためにショップモールに加盟することは考えませんでした。

とはいえ「このお店で買えば安心」ということをお客さんに最初に伝えるにはやはりショップサイト自体で訴えるしかないのだと思います。一般的には次の様なことを記載掲載することでより信頼を得られると言われています。

  • 特定商取引の表示を全て書く...法律上記載することが義務付けられています
  • 電話番号は携帯ではなく固定電話の番号が掲載されている
  • 電話番号はページの最上段(ヘッダー部分)に分かりやすく書いてある
  • 個人情報保護指針を掲載しておく
  • 利用可能なクレジットカードのマークがページの最上段に掲載されている
  • お客様の声が掲載されている
  • 個人情報漏えいに対する対策(通常は「SSLで保護されています」の記述があれば大丈夫)がなされていることが書いてある
  • ショップサイトのレイアウトが崩れていない。(インターネットエクスプローラー6、7、8、ファイアーフォックス、MACなどでショップ画面を確認する)崩れているとお客さんは一瞬でショップページから離脱してしまう。
  • 店長や責任者、あるいは社員などの顔写真が掲載されている
  • 商品の倉庫や保管状況の写真が掲載されている
  • ショップサイトが実在するショップであることを証明するベリサインのマークやプライバシー保護が間違いなく行われていることを示すプライバシーマークなどが掲載されている
  • 実店舗があればその所在や写真を掲載する

もちろん上記だけでお客さんからの信頼を完全にもらえるわけではないのですが、可能な限り全て実施するようにしました。しかし第三者機関から証明してもらうマーク類の掲載は個人事業のスタート時にはその費用は大きな負担となるため利用しませんでした。また、売れてないのにお客様の声があるのもおかしなものですが...。また実店舗でやっていけないからネットショップを運営するという部分から考えると実店舗の有無は考えなくても良いでしょう。

真の信頼はお客さんに購入してもらい、お客さんの手に無事商品が届き、商品とサービスに満足してもらうことの繰り返しで得られるものだと考えます。また知名度も最終的には満足してくれたお客さんの口コミというのが貢献してくれることに後々気づきました。これらは落札者から評価されることで信頼を得られるオークションで学んだことそのものです。

初めてのお客様

色々と手直しをしてお客さんの購入を待っていましたが、とうとう第一号のお客さんに購入してもらうことができました。残念ながら購入してくれた商品はパソコンメーカーDELLのマウスパッドでしたが...。オークションに精を出していた頃を思い出し区切りごとのメール、丁寧な梱包と迅速な発送をしました。その数日後、次のお客さんの購入でした。なぜか売れたものは同じマウスパッド...文房具が売れないと、やや焦り出しました。幸い検索すると上位に食い込んでいることが分かり、その後も週1人のお客様が二人三人と徐々に増え始めました。メールが届くたびに注文?と一喜一憂したり、注文のメールが届くと興奮するくらい嬉しかったことを思い出します。文房具類も徐々に売れ始めました。それに併せて問合せも徐々に増えてきました。

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